(10月1日まで開催)
それは昨年に銀座の松屋で見たものと同じ「星のような物語」
というタイトルの写真展だったのですが、初めて見る写真もあり、
配置も変わっていたり、新鮮な気持ちで見れました。
最も、星野さんの写真が大好きなので、飽きることはないのですけどね。
いつも見るたびに不思議な気持ちになる写真たち。
極北の海で氷河が崩れる音が聞こえるような気がしたり、
鳥の羽ばたきが聞こえてくるような気がしたり、
クマの息使いが聞こえてきそうだったり・・・・・
写真を見ていて音や風を感じてしまいます。
写真で数的に多いのはホッキョクグマや、グリズリー、アザラシですが、
私が大好きなのはクマの写真(ホッキョクグマもグリズリーも)。
とくに親子の写真はとてもほほえましくて、やんちゃ坊主の小熊が
なんともユニークです。
雄大な自然の中に米粒のように写るクマを見ると、ほんとに人間なんて
ちっぽけな存在だな〜と感じます。
ちっぽけというか、自然のごくごく一部でしかないという感覚ですね。
もちろんアラスカの自然をとった写真もたくさんあって、
山々だったり、氷の張った土の中でたくましく咲く小さな花だったり、
その視点はさまざまです。
その中で、いつでも私の心の中に突き刺さる写真があります。
はるか昔にインディアンが生活していたであろう森の中で
ひっそりと朽ちてゆくトーテムポール・・・・・。
それを見ていると、森の中にいる自分を想像して、
心がとても静かに、厳かな気持ちになっていきます。
展示の後半にはアラスカに生きる人々の写真があり、
歳を重ねた顔のアップ写真に釘付けになります。
深く刻まれたしわの中に、その人の生きてきた重みを感じます。
あまり見ていると、少し泣きたくなるような、不思議な気持ちになります。
今日は天気もよかったし(よすぎて暑すぎ)、空も青く
晴れ晴れとした気持ちで家に帰ってきました。

