ソースかけたらええねん

音楽のことや、相撲のことなど、何でも書き逃げさせていただきます。

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しゃばけ しゃばけ
畠中 恵 (2001/12)
新潮社
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最近お江戸づいているけ~ぴ~であります。

この本については、いつぞや友達の家で見せてもらったときに
表紙がいいな、と思っていつか買おうと思っておりました。


ええ、いわゆる”ジャケ買い”ってやつですな。
CDじゃないけどさ。



そして先週1週間、通勤のお供となったのでございました。



”しゃばけ”って何やねん?



とタイトルに対して素直に疑問をもったのでございますが、
お~っとびっくり。
表紙をめくったらいきなり明らかになりまして。


な~るほど・・・・・でもって、このことばがこの物語の中で
どのように生きて浮かび上がってくることか・・・・・・
と想像しつつ読み始めましたが、いつのまにそんなタイトル
のことなど忘れて、物語に没頭してしまったわけなのであります。


正直、最初は、文章のリズムが私にはいまいちつかみにくく、
う~む、これは最後まで読めるかしらん?
と危ぶんでいたのですが、それも数ページ読んでいるうちに
気にならなくなりました。


いつしか主人公の一太郎と妖(あやかし)たちのとりこに
なっていたのです。



この主人公がいいですねぇ。
すぐ寝込んじまう体の弱さ。


そして、登場人物がみんな和菓子好きなところ。
何しろ和菓子の登場回数といったら尋常でないほど多く、
帰宅途中時は誘惑に負けそうになるくらいでございましたよ。


人間の情(親、兄弟、ご近所、生まれ育ちによるいろいろ複雑な
心のひだの部分)、妖たちの感覚のずれであるとか、妖たちの
悩み(?)であるとか・・・・・

時代も次元も超えた、それでいて今の感覚で十分理解できる
いろいろな感情が織り交ぜられながら、物語が展開してゆく
のには、ただ作者の術にはまるばかりでした。


ものすごく面白い時代劇を見たような感覚。


ちょっぴり暖かく、そして続きを想像する楽しみ(しかもそれは
明るく幸せな)を十分残してくれる、私にとっては大満足の物語
でした。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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今年初の読書メモです。
まぁ、引越しとかでなかなか読めなかったわけですが・・・・・

あかんべえ〈上〉 あかんべえ〈上〉
宮部 みゆき (2006/12)
新潮社
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あかんべえ〈下〉 あかんべえ〈下〉
宮部 みゆき (2006/12)
新潮社
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ついに、念願の2冊を一気に読み終えました。
通勤時間の読書はうれしい。
けれど、まだ電車の時間感覚ができてないので、うっかりすると
目的の駅で降りそこなう危険が。

さて、この本のことですが・・・・・

主人公”おりん”にがんばれと思いつつ、
お化けの”おみつさん”にあこがれつつ、
これまたお化けの”玄之介”にもちょっと惹かれつつ、
わくわくどきどきの時代物エンターテインメントでした。

こういうのは、やめられまへんな~。
うっかり夢に出てきそうです。


もともと時代劇が大好きなので、この江戸情緒あふれる
物語には、文句なくはまりましたねぇ。
そして、物語としてももちろん楽しいですけれど、
(具体的に書くことは遠慮しますが、)ところどころ出てくる
人間の本質的なものの見方というか考え方というか・・・・・、
なんてうまい表現をするんだろう!と感心してしまうところ
が多々あって、そういう部分でも楽しめました。


個人的には、”お梅ちゃん”と”おりんちゃん”との
交流が、もうちょっとあったらいいのになぁと思ったけれど、
そうでなかったからこそ、最後のあのじわ~ん&しんみり
な余韻がいっそう残るのでしょう。


これは宮部みゆきを読んだことがない人にも
ぜひお勧めの本です。



私にとっては、過去に読んだ時代物の本の中では
福永武彦風のかたみ”と並ぶヒット作でした。

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今週は宮部みゆきさんの、『幻色江戸ごよみ』を通勤時間に読んでいました。

幻色江戸ごよみ 幻色江戸ごよみ
宮部 みゆき (1998/08)
新潮社
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面白かったので大事に読んでいたのだけど、とうとう読み終わってしまいました。

ときどき読み終わって欲しくない本ってありますよね。

結末を知りたいけれど、途中が面白くていつまでもこの面白さが終わらないでほしい・・・・
あるいは、話の中の雰囲気があまりに居心地よくてどっぷり浸かっていたいような本。

今回読んだ本はそんな本でした。
これは数年前に(おそらく単行本が出て間もない頃)会社の先輩から


ええ話やで~。読めや~

と譲り受けた本です。

だけど、まぁ昔から読書家でなかった私は、ずっと本棚の隅に放置して
しまったのです。
先日、ふと目に付いて読み始めました。


この本には江戸の12の季節に合わせた、12の話が収録されています。
迷子が絶えなかった江戸の切ない母心を語った話とか、奉公人の神の話とか・・・・・
何しろ江戸の庶民の、多くは貧しくて慎ましやかな人たちの話です。


怪異な話を織り交ぜたりしながら幻想的な話も多いのですが、
でも話のテーマとしては、人生の機微だったり、人間のどうにもならない欲望だったり、非常にリアルな部分が多い・・・。
しかも話ごとに、娘が主人公だったり、丁稚に上がりたての少年が主人公だったり、かと思えば庶民のどこにでもいそうな母親だったりで、
物の考え方感じ方がバラエティに富んでいます。
語り口も三人称で語られるときもあれば、一人の人間が思い出しながら語るようなものもあり、それこそその人の目の前で聞かされているかのような気持にさせられるようなものもありました。
切ない話がちょっと突き放した感じで淡々と語られるので、なおさら切ない気持が伝わってくるような気がしました。


ええ、話やな~。ああ、人間って切ないな~。


あやし』もつい先日読んだのですが、やはり同じような印象でした。


あやし あやし
宮部 みゆき (2003/04)
角川書店
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また宮部さんの別の本を読んでみたいと思います。
時代物じゃないものも読んでみたい。





テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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先日、初めてジャーナリスト櫻井よしこさんの本を読みました。
それが、『日本の危機』という本です。

日本の危機 日本の危機
櫻井 よしこ (2000/03)
新潮社
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本とは関係ないけど、今日10月26日は、櫻井さんのお誕生日だそうです。
なんと終戦の年に生まれた方なのですね。
びっくり・・・・・若いですね~。



それはさておき・・・・・
最初は、こういった評論文はつまらなくて眠くなるかと思ったのです
けれど、どうしてどうして、最後まで一気に読んでしまいました。

それは文章が分かりやすいということもさることながら、
いちいち「そうだそうだ!」とうなずいてしまう、あるいは
「う~ん、そうだったのか~!!!!!」と納得させられてしまう
内容であったからに他なりません。


特に、新聞販売(洗剤とかおまけに付けて契約を取るあれです)に
ついての問題、新聞社同士の力関係についての裏事情は目を見張る
ものがありました。
常にそのときの最新の情報を日々届けるべき当人が、あまりにも
古い体質に縛られすぎていることには、もう滑稽としか言いようのない
ものがありました。
だけど、新聞社に限ったことではなく、昔からある産業はとくに
そういう面があるような気もします。

農協の問題や、国民療費拡大の問題も根が深いな~と思います。
郵政民営化を進めていますけど、あれもそこまで行き着くのだって
すごいことなんだなと改めて思いますね。
いや、もちろんこれからなんですが・・・・・


そんな、いろんな方面の問題を櫻井さんはわかりやすく語ってくれて
います。

『日本の危機 2』も出ているので、今度読んでみたいと思ってます。







テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

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読書の秋ですねぇ。
というわけで、またまた読書メモです。

今回は古い古い、私が生まれる前のものです。


松本清張さんの著書は、多分初めて読みました。

『点と線』は推理小説の名作だから、お読みになった方も多いと
思いますが、確かに素晴らしかったです。

解説によれば、推理小説の中でも、なんとなく犯人が途中でわかって、
そのアリバイをくずしていくという”アリバイ破り”というものに
分類されるそうです。

鉄の壁のように立ちはだかる一見絶対のアリバイを、少しずつあばいてゆくのです。

このアリバイはどうやって崩すんだ?とどきどきしながら読みました。

もちろん話そのものも面白かったのですが、一番印象に残ったのは、
主人公の警視庁の刑事と、地方の老刑事との手紙のやりとりです。
この老刑事の手紙が、古式ゆかしい感じで、とてもとても魅力的なのです。
最近ではなかなか見られなくなった美しく、謙虚な言葉たちが、書き手
の人柄まで示してくれるようです。

ま、もちろん私が生まれたときには既になくなりつつあった言葉でしょうけれど。
なんとなくこういう言葉が失われていくのは悲しいような気がします。
そもそも、手書きの手紙なんて、最近やりとりしないし。
今は、ほとんど電子メールですもんね~。

字の汚さが隠せていいんだけどね~。
ちょっと手紙が書きたくなりました。

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け~ぴ~28号
  • Author: け~ぴ~28号
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